気ままにBL鑑賞

主に文学BLや耽美を好んでますが、最近はいろんなBLに首つっこみ中!

人はなぜ腐女子になるのか

腐女子なら一度は考えたことがあるのでは…?

という命題、「人はなぜ腐女子になるのか」。

 

ひまなのでいっぺん考えてみました。

 

学問的腐女子

社会現象としてのBLブームに注目している学者さんもけっこういるようです。

『BL進化論』という本をはじめとして、さまざまなBL論を読み漁りました。

すぐ読めるのでは、こういうものがありました。

cbsa-n35p45-53.pdf 引用:file:///C:/Users/mochi/Downloads/cbsa-n35p45-53.pdf

 

ですが…結論から言ってその理由は、誰も解明していません

腐女子の数だけ萌えがあるからなんでしょうねえ~

(特に、非腐女子・男子の学者さんの書かれたものは、かゆいところに手が届きそうで届いていない!)

 

ちなみに、腐男子ロリコンから入ることが多いというのが大方の意見で一致しているそうです(笑)

また、コメディーものの一種として楽しんでいる人、萌えはしないがストーリーが面白いので楽しんでいる人もいるようですよ。

 

インドでは腐女子は「フジョ」と言われていたり、イスラム圏の腐女子は内面の葛藤がすごかったり、世界的な傾向も面白いです。

(「BLは罪だが、物語なら現実じゃないので大丈夫」という意見がムスリム腐女子さんの意見のようです)

 

さて、そんなわけで、なぜ腐女子になるのか。

万人にあてはまる理由は書けないかもしれませんが、私なりに考察を重ねてみました。

 

腐女子発症~中学生が多い~

友達のことを思い出すと、だいたいみんな中学生ごろから腐ることが多いようです。

かく言う私も腐デビュー(笑)は中三ごろでした。

当時周りは『おそ松さん』ブーム。

腐女子だらけです。

 

実は古の腐女子はおりは、漫画をほとんど読みません。

はまった漫画は「あさきゆめみし」と「スラムダンク」くらいでした(←家にあった)

アニメも「おじゃる丸」「忍たま」以外あまり見ません。

おこちゃまです…

 

ぶっちゃけ、孤独でした。

クラスで非腐女子は私くらいなもんでした。

 

そんな私を救ってくれたのもまた、BLだったのです。

思うに、私たちの世代はあまり同性愛表現に抵抗がないのかもしれません。

さいころからお茶の間でそういったタレントさんを見ていますし、少女漫画雑誌でもBL表現がかなりありました。

 

今、大学の授業で「同性婚」についてやっているのですが、「別にいいじゃん!」

「男女じゃなくてもかまわねえべ」という意見の子が男女問わず大多数でしたよ😀

『BL進化論』で批判?されていたように、現実は無理だけどBLはいい、という人も減っているのかも?

(現に、川端先生とか現実の人ですし)

 

そんなジェネレーション的なこともあってか、はまった私。

もともと歴史好きだったので、とりあえず史実のカプを調べまくりました。

出るわ出るわで、BLが確認された偉人の多さにめまいさえしました。(偉人尊い!)

 

というわけで、生で伊達政宗のBL手紙を見るために仙台に行ったりとかね、独特な推し活を開始しました。

大河のBLも逐一チェック。

公式最大はこれでしたね!

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出典:Togetter

このあと致すシーンまでやるという出血大サービス。

平清盛」、藤原頼長の毒牙にかかる家盛です。(笑)

古の腐女子の原点なドラマです。

 

はじめに読んだBL漫画は、トーマの心臓でした。

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出典: 現代ビジネス | 講談社

名作という確信がないと入り込めない世界と感じたので…

 

しかし、萩尾先生の描く美麗イラストに恍惚となったものの、初心者には難解でした。

今思うと、これは萌え追求漫画ではなく、純文学ですよねえ。

自分はこう解釈したぞ!という方がいらっしゃいましたら、どうぞコメントください。

 

かすかな胸のときめきを感じたまま、お次に突入したのが金字塔、

風と木の詩』。

 

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出典:無料まんが・試し読みが豊富!ebookjapan

ジルベーーーーーーーール!!!!

 

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出典:『風と木の詩』連載前の設定資料も「竹宮惠子 カレイドスコープ 50th Anniversary」見どころ紹介(川崎市市民ミュージアム) – M3PRESS

なんだ、このきれいすぎる上に哀しい世界は…

カールになってずっとセルジルを見つめていたいよ…

というかカールの弟も腐男子!!

冒頭のエ〇チシーンで面喰いましたが、だんだん慣れてくるという(笑)

 

時代を先取りしているうえに、いろんな要素を詰め込まれておりました。

読み終わるころには、すっかり腐女子の自覚が芽生えました。

 

もちろん、クラスで誰も読んでいる人がいなかったので

相変わらず孤独でしたが……(´;ω;`)

まあ今はいい思い出

 

というわけで、私が腐女子になった原因①は、心の隙を埋めるためです。

 

そんな男女の恋愛に萌えたことがなかった

私は小さいころから、人並みに男女の恋愛に萌えたことがありませんでした。

もちろん好きな男子とかはいましたが、ドラマや漫画でたくさんドキドキするってことはあまりなかったです。

 

そんな私でもドキドキできる世界がありました。はい、BLです。

 

なぜだか知らないけど受けの気持ちにも攻めの気持ちにもなれてドキドキできる!

なぜだか知らないけれど関係性が尊い

 

少年同士だと、なんともいえないピュアさを感じてしまうのです。

『2gether』とか『消えた初恋』とか、そんな感じのBLですよね~

(まもなくおっさんでも大丈夫になっていくのですが笑)

 

原因②男女よりBLに萌える脳だった

 

思春期特有のメンタリティー

社会学から見たBL本でよく言われるのは、

「女性を性的な目で見る社会への無意識のアンチテーゼとしてのBL」です。

女性は身体の構造上攻めにはなれません。

しかし、BLとなれば女性をとりまく社会的状況(ガラスの天井などのアレですね)や、性差から解放される…平等な地平線が開けているというわけです。

 

女子はいつも視られる側だ、というのは確かになんか嫌ですね。

思春期に腐女子が増加するのは、そういった「性」に対してのアンテナがナイーブになるからかもしれません。

 

しかも、それらを越えて、「男=怖い」となっている女子も多いです。

やっぱりネットとかテレビの影響ですかねえ。

男性恐怖に陥った者の救いの書としてもBLは機能しているようです。(昔の私がそうでした)。

女性から見た男性恐怖は、おそらく女性と男性が出会ったときに生じます。

なので、そもそも男しかいない世界には女性を狙った痴漢も存在せず、読み手の女子がむしろ能動的に恋愛を楽しめる仕組みとなっているという二重構造になっているのです。

また、ディープな腐女子さんが「女の裸を見てもつまらないのでBLを観る」と言っていました。まあ…確かにそうかも。

 

しかも最近のBLに出てくる女子って、いい子が多いですよね。

おっさんずの「ちず」とか、消え恋の「橋下さん」とか…

こんな子と友達ならいいな~という子をチョイスしてくれるところも、BLの救いでしょう。

原因③現実を乗り越えるためのセーフティーネット

 

思いつくのはこれくらいでしょうか…

理由が何であれ、腐女子はなかなかやめられません。

もはや性格の一部です。

末期や~!

 

ほかに考察された方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントくださいね!